羽村市の蜂駆除に対する基本方針
羽村市では、市民から蜂(ハチ)に関する相談が多く寄せられるものの、市自らが民家の蜂の巣を駆除する業務は行っていません。これは羽村市に限らず、多くの自治体で共通する方針です。私有地内の害虫駆除は原則として土地の所有者・管理者の責任で行うものとされ、市役所は直接的な駆除サービスを提供しないケースが一般的です。
しかし、羽村市では市民が安全に蜂駆除を行えるよう、行政サポートとして防護服の貸出サービスを設けています。これは蜂を駆除する際に着用する専用の防護服(蜂防護スーツ)を市が無料で貸し出す制度で、希望者は事前に市役所(産業環境部環境政策課)へ問い合わせて予約・借用することができます。羽村市産業環境部環境政策課の連絡先(042-555-1111 内線224)に相談すれば、貸出台数に限りはありますが必要に応じて貸してもらえる仕組みです。
市は「蜂の駆除業務は行わないが、防護服貸出によって市民の自己駆除を支援する」というスタンスを取っており、駆除自体は基本的に自己対応となることを明示しています。つまり、羽村市では民家の蜂の巣は基本的に住民自身(または民間業者)で対処する必要があるということです。これは裏を返せば、「市は費用補助や無料駆除サービスといった経済的支援は行っていない」という点も意味します。例えば高齢者世帯等を対象に蜂駆除費用の一部を補助する自治体も全国にはありますが(大阪府和泉市で高齢者等に費用2/3補助、羽曳野市で非課税世帯に費用1/2補助などの例)、羽村市には現時点で蜂駆除に関する補助金制度はありません。費用面も含め、私有地の蜂の巣対策は原則自己責任となっています。
そのため、羽村市民が自宅敷地内の蜂の巣に直面した場合、選択肢は大きく二つです。一つは、防護服を借りて自力で駆除を試みること。もう一つは、民間の専門業者に依頼することです。市としては後者を強く推奨しており、「防護服を貸し出すが、それでも蜂の巣駆除は大変危険なので無理をせずプロに任せるように」と注意喚起しています。実際、羽村市役所環境政策課によれば、春~秋に蜂の巣相談が多数寄せられる状況で、市民の防災意識も高まりつつあるとのことです。市民から相談を受けた場合は、防護服貸出の案内や業者への依頼を促すなどの対応をしているようです。
防護服貸出サービスの詳細
羽村市が行っている蜂用防護服の貸出サービスは、市民が自分で蜂を駆除する際に役立つサポート制度です。申し込みは環境政策課で随時受け付けており、貸出対象は羽村市内在住者となっています。貸し出される防護服は全身を覆う蜂防護スーツで、頭部には防護ネットが付属し、厚手の手袋や長靴などもセットになっています(詳細は市役所に要確認)。基本的に1回の貸出につき一定の期間(例:数日程度)利用可能で、終わったら速やかに返却するルールです。
利用にあたっての注意事項として、「防護服があっても蜂の巣駆除は非常に危険な作業である」という点が強調されています。防護服を着用したからといって刺されるリスクがゼロになるわけではありません。露出した部分があれば刺され得ますし、スズメバチの毒針は分厚い布も貫くことがあるため油断は禁物です。市も「装備に過信せず、少しでも難しいと感じたら無理をせずプロの業者に任せること」を強く勧めています。
実際に防護服貸出を利用した市民の声として、「自分で駆除しようとしたが蜂が怖くて途中で断念し、結局業者に頼んだ」「防護服を着ても脚立での高所作業は危険だった」といった例もあるようです。防護服はあくまで安全性を多少高める補助に過ぎず、根本的な解決策としては専門の駆除業者に依頼するのが確実であることは念頭に置いておきましょう。
一方で、小さな巣で蜂の数が少ない初期段階であれば、防護服を正しく着用することで自力駆除が可能な場合もあります。その判断も含め、市役所に相談すれば状況に応じたアドバイスをもらえるでしょう。羽村市環境政策課では「巣の場所や大きさ、蜂の種類などを電話で聞き取り、専門業者に頼むべきかどうかも含めて助言しています」とのことです(※電話相談での対応内容)。まずは気軽に市に連絡し、防護服の貸出を含めた対応策を相談することをおすすめします。
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公共の場所で蜂の巣を見つけた場合の対応
自宅敷地内ではなく、道路沿いや公園、学校・保育園など公共性の高い場所に蜂の巣ができているのを見つけた場合、羽村市では状況に応じて自治体側で駆除を手配してくれるケースがあります。例えば公園の遊具近くに巣がある、通学路沿いの街路樹に巣がぶら下がっている、学校の校舎に巣が付いている等、一般市民の安全に関わるケースです。
このような場合は、まず市役所に連絡して指示を仰ぐと良いでしょう。市の担当部署(環境政策課)または該当施設の管理者(公園なら公園管理者、学校なら学校管理者)に繋いでもらい、対応を依頼します。羽村市では状況に応じて、市が直接駆除業者を手配してくれたり、適切な管理部署へ取り次いでくれるはずです。実際、過去には市民からの通報で市が動き、保育園の敷地内にあったスズメバチの巣を早急に除去したケースもありました(※市広報等より)。公共の場所での蜂駆除は行政の役割となるため、遠慮なく通報してください。
ただし連絡する際は、「どこに」「どのくらいの大きさの巣があるか」「蜂の種類(分かれば)」などを伝えるとスムーズです。蜂の種類までは難しくとも、スズメバチの大きな丸い巣なのか、アシナガバチの小さめの巣なのか、地面なのか高所なのか、といった情報があると判断に役立ちます。市は公共の安全確保の観点から迅速に対応してくれるはずですが、万一下見や手配に時間がかかる場合もあります。その際は近づかないよう周囲に注意喚起をしたり、簡易的に立ち入り禁止措置を取るなど、その場でできる安全確保に努めましょう。
まとめると、公共の場の蜂の巣=市や施設管理者が対応、個人の敷地内の蜂の巣=自己対応(市は防護服貸出等サポートのみ)というのが羽村市の基本スタンスです。万一対応の線引きに迷う場合は、市役所に問い合わせれば適切な案内をしてもらえます。
市民が利用できるその他のサポート・注意点
羽村市では上述のとおり、防護服貸出以外に直接的な金銭補助等はありませんが、市民自身が蜂トラブルに対処する上で役立つ情報提供は行っています。例えば市公式サイトの環境・公害対策のページで、「蜂など衛生害虫に関する相談が増えている」「市では駆除は行わないが防護服貸出を行っている」旨が明記されており、注意喚起や問い合わせ先が示されています。また広報誌などで蜂の出没に注意するよう呼びかける記事が掲載されたこともあります。
他に、市ではありませんが東京都などの行政機関からの情報として、蜂に刺された際の対処法や予防策を啓発する資料が公開されています。例えば八王子市環境部がまとめた『ハチ博士』という資料には、蜂に刺されないための注意(8~9月の庭作業時は巣の有無確認、黒い服を避ける等)や刺された際の応急処置が詳しく書かれています。羽村市民の方でも、このようなガイドラインを参考に身を守る知識を身につけておくと良いでしょう。
最後に、市のサポートを活用する上での注意点を挙げておきます。
防護服貸出の予約はお早めに
夏場は貸出希望が集中する可能性があります。巣を発見してすぐ借りたいと思っても在庫切れの場合もあるため、できるだけ早めに市に相談しましょう。
無理な自力駆除は禁物
繰り返しになりますが、防護服があっても100%安全ではありません。特にスズメバチの大きな巣に対して個人で挑むのは非常に危険です。市も「無理せずプロに依頼を」と呼びかけています。
公共の蜂は勝手に触らない
公園や街路樹の巣を見つけても、自分で取ろうとしないでください。行政の許可なく薬剤を散布することも控え、市に任せましょう。
羽村市は地域密着のコミュニティがしっかりしている街です。ご近所で蜂の巣を見つけた際には、地域の方同士で声を掛け合い、安全確保に協力することも大切でしょう。市のサポートと地域の連携を活かして、蜂の被害ゼロを目指したいものです。
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