蜂の巣を見つけた際、その蜂がどの種類かによって危険度や対処法が大きく変わります。
一口に「蜂」と言っても、攻撃性の高いものから比較的おとなしいものまで様々な種類が存在します。東村山市のような住宅地でも、春から秋にかけて庭先や軒下などで複数の種類の蜂が巣を作ることがあります。本記事では東村山市内でよく見られる代表的な蜂の種類ごとの特徴と危険性、そして駆除の必要性について解説します。スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチの3つのグループに分けて、それぞれどの程度注意すべきか、巣を見つけた場合に駆除が必要かどうかの判断材料をお伝えします。なお、市内にはクマバチ(大型の黒い蜂)など人を積極的に攻撃しない種類もいますが、本記事では人に危害を及ぼすおそれのある代表的な蜂に絞って解説します。
スズメバチ類 – 最も危険で早急な駆除が必要
スズメバチ(スズメバチ科)は、東村山市内でも特に注意が必要な極めて危険性の高い蜂です。体長が大きく(種類によっては3~4cm以上)、顎や毒針が発達しており、攻撃性も非常に強いのが特徴です。巣に近づいただけでも集団で襲ってくることがあり、一度刺されると激痛と腫れを伴います。アナフィラキシーショックによる死亡事故も全国で毎年報告されており、東村山市でも夏から秋にかけてスズメバチに刺される被害が増える傾向があります。実際、東村山市内の寺院で桜の木の根元に巣を作ったスズメバチに庭師が刺される事故が起きた例もあり、公共の場では緊急の駆除措置が取られています。
代表的な種類としては、オオスズメバチ(大型で全身黒と黄色)、キイロスズメバチ(やや小型で黄色が強い体色)、クロスズメバチ(体長約2cm、黒地に黄色の縞模様)などが挙げられます。東村山市内でもクロスズメバチは比較的見かける機会が多く、防衛本能が強いため巣にうっかり近づくと刺される危険があります。スズメバチの巣は初夏から急速に大きくなり、夏~秋には直径50cm近い大型の巣になることもあります。軒下や樹木の枝、高い天井裏など様々な場所に多層構造の丸い巣を作ります。
スズメバチの巣を自宅周辺で見つけた場合、迷わず専門業者に駆除を依頼すべきレベルの危険度といえます。スズメバチは非常に攻撃的で刺されれば命に関わる可能性もあるため、自力での駆除は極力避けてください。また放置してシーズンが進むと働き蜂の数が爆発的に増え、危険性が増すばかりか近隣への被害のおそれも高まります。行政もスズメバチについては特に注意喚起しており、自治体によってはスズメバチの巣に限り駆除費用の補助金を出すほどです(※東村山市には補助制度はありません)。見つけ次第、できるだけ早期に除去するのが望ましいでしょう。
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アシナガバチ類 – 危険だが場合によっては静観も選択肢
アシナガバチ(細腰蜂科)はスズメバチほどの大型ではありませんが、細長い体で毒針を持つ危険な蜂です。代表的なキボシアシナガバチなどは体長2~3cmほどで黒と黄色の模様を持ち、巣を刺激すると集団で攻撃してくることがあります。攻撃性はスズメバチに比べれば低いものの、刺されれば強い痛みと腫れが生じ、場合によってはアナフィラキシーショックを起こすこともあります。
アシナガバチの巣はシャワーヘッド状(半球形で下向きに六角形の巣房がむき出し)の特徴的な形をしています。東村山市内でも軒先の軒下、ベランダの天井部分、庭木の枝先など人目に付きやすい場所に巣を作ることがあります。春先に女王バチが作り始めた巣は最初はゴルフボール大ですが、夏までに直径10~15cmほどに成長し、働きバチの数も数十匹規模になることがあります。
アシナガバチの巣を見つけた場合、危険度は場所と巣の大きさによって判断します。玄関やベランダなど人の出入りが多い場所にある巣は、小さいうちでも早めに駆除したほうが安全です。市販のハチ駆除スプレーを使えば比較的小規模な巣であれば自力駆除も可能ですが、必ず夜間に防護服を着用して行うなど万全の対策が必要です。一方、人通りのない軒下の高所などにできた巣で、人間に危害が及ぶ可能性が低い場合は、そのシーズン中静観する選択肢もあります。秋が深まれば働きバチは死滅し、巣も翌年は再利用されないためです。しかし、翌年以降も同じ場所に女王バチが巣を作る可能性があることを踏まえると、やはりシーズン中に除去しておくほうが安心でしょう。特に近隣に子どもやペットがいる場合、自宅敷地内の巣であっても周囲に被害が及ぶ恐れがあるため、安全を優先して早めに駆除することをおすすめします。
ミツバチ(蜜蜂)類 – 温厚だが状況次第で対処を検討
ミツバチ(ミツバチ科)は上記2種に比べると温厚な性質で、よほど巣を刺激しない限り人を刺すことは稀です。体長は1cm前後と小柄で、全身が茶色や黒とオレンジ色の縞模様をしています。巣は木のうろや建物の壁の中など見えにくい場所に作られることが多く、巣自体はプラスチック板を重ねたような独特の垂直構造(巣板)をしています。
東村山市内でも庭の樹木の空洞や古い家屋の床下・壁内などにセイヨウミツバチが巣を作ることがあります。ミツバチ自体の危険度は低く、巣が人の生活圏から離れている場合は必ずしも駆除しなくてもよいケースもあります。蜂蜜を集める有益な昆虫でもあり、むやみに殺虫することは推奨されません。しかし、住宅の壁内部や床下などに巣を作られてしまった場合は別問題です。大量の蜂蜜が構造内に残ると腐敗してシミや悪臭の原因になったり、二次的にアリやゴキブリなど他の害虫を呼び寄せてしまうことがあります。また、春先には分封(巣別れ)といって、新たな女王蜂が巣立つ際に蜂球(蜂の塊)が突然庭木や塀にぶら下がることがあります。見た目に圧倒されますが、この蜂球は一時的なもの(新しい住処を探している途中の仮の巣)で、数日すれば自然にいなくなる場合もあります。
ミツバチの巣を自宅で見つけた場合、危険度は低いものの放置は推奨できません。前述のような建物被害や害虫誘引の問題があるためです。駆除というよりは、蜂ごと巣を専門業者や養蜂家に捕獲・移設してもらう方法が望ましいでしょう。養蜂経験のある業者であれば蜂蜜ごと巣箱に収容して安全に移動してくれることがあります。ミツバチは環境にとって貴重な存在でもあるため、できれば殺傷せずに対応したいものです。いずれにせよ、人家に近接した場所に大きな巣ができてしまった場合は、そのまま放置せず専門家に相談することをおすすめします。
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まとめ
東村山市で見られる主な蜂として、スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチの3種類についてそれぞれの危険性と対処法を解説しました。スズメバチは非常に危険なため即駆除が必要で、アシナガバチは状況に応じた判断が求められます。ミツバチは比較的無害ですが、巣の場所によっては適切な対処が必要です。巣を見つけた際は種類を見極め、本記事の内容を参考に安全第一で対応してください。今回紹介した蜂の習性を知っておけば、過度に恐れたり油断したりせず状況に応じた適切な判断ができるはずです。
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