蜂の巣を発見すると「市販のスプレーで自分で退治できないだろうか?」と考える方もいるでしょう。特に小さめの巣であれば自力で駆除した経験があるという人もいるかもしれません。しかし蜂の巣の自力駆除は非常に危険な行為であり、基本的にはおすすめできません。刺傷事故の多くは「自分でなんとかしよう」と試みた結果起きています。
とはいえ、すぐに専門業者を呼べない事情もあるかもしれません。この章では蜂の巣を自分で駆除する際の基本的な手順と、安全に作業するためのポイントを解説します。ただしスズメバチの巣や大きな巣の場合は無理をせず、最初からプロに任せるのが最善です。その前提で、自己責任で駆除を試みる場合の手順と注意点を見ていきましょう。
自力で蜂の巣を駆除する際の手順と注意点
準備(服装・道具)
駆除作業を行うときは肌の露出を完全になくす防護服装が必須です。厚手の長袖・長ズボンを着込み、首にタオルを巻き、帽子を深く被って上から防虫ネットで顔を覆います。手は革手袋、足元も厚手の靴下に長靴という重装備で臨みましょう。檜原村役場では蜂の駆除用防護服を無料で貸し出してくれるので、可能であれば借用して着用してください。加えて、市販のハチ専用殺虫スプレー(ジェット噴射式)を必ず用意します。1本では足りない場合に備え、予備も含め2~3本あると安心です。懐中電灯(赤色フィルムを被せたもの)や火ばさみ・高枝切りバサミ、ゴミ袋なども用意しましょう。
駆除を実行する時間帯
蜂の巣駆除は基本的に日没後から夜間に行うのが鉄則です。蜂は夜になると巣に戻って大人しくなります(視力が弱く暗所での活動が鈍るため)。逆に日中は働きバチが活発に飛び回っているので、巣の外に多数の蜂がいる状態での駆除は非常に危険です。真っ暗では作業しづらいので、懐中電灯に赤色セロファンを貼ったものを用意し、弱い赤光で手元だけを照らすと良いでしょう(蜂は赤い光を認識しにくいと言われています)。照明が明るすぎると蜂が活動してしまう恐れがあるため注意が必要です。準備が整ったら、家族など他の人は安全な屋内に退避させ、いざ駆除作業に臨みます。
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殺虫剤の噴射と巣の撤去
静かに巣に近づき、まずは市販エアゾール式殺虫剤を巣めがけて噴射します。巣の出入口や表面に数秒間たっぷりと薬剤を吹きかけ、蜂を十分に弱らせましょう。スズメバチ用の殺虫剤なら5~10mほど離れた場所からでも噴射が届くため、できるだけ距離を取ってください。飛び出してくる蜂がいたら慌てず追加でスプレーを浴びせます。蜂の羽音が静まり、巣から落ちる個体が見られたらだいたい駆除完了の目安です。蜂の動きがほぼ無くなったのを確認したら、長い棒や火ばさみ等で巣を叩き落とし、用意したゴミ袋にすばやく入れて密封します。巣を直接手で掴むのは避け、袋越しに巣を掴んで口を縛りましょう。念のため袋の中に殺虫スプレーをひと吹きしておくと安心です。
巣の処分と戻りバチへの対処
取り外した巣は燃えるゴミとして廃棄します(心配であれば可燃物と一緒に焼却すると確実です)。ゴミ収集業者への配慮として「蜂の巣在中」と一言伝えておくと親切でしょう。その後、巣があった場所に戻りバチ(駆除作業中に外出していて難を逃れた働きバチ)が戻ってくることがあります。しばらく巣があった付近を飛び回りますが、巣が無いと分かれば1日〜数日でいなくなります。戻りバチに刺されないよう、駆除翌日は巣のあった場所に近づかないようにしてください。また同じ場所に再び女王バチが巣を作る可能性もあるため、巣があった場所に殺虫剤を吹きかけておく、防虫剤を設置するなど再発防止策を取るとより安心です。
注意: 上記の手順はあくまで一般的な方法であり、絶対に安全という保証はありません。特にスズメバチの巣や大きく成長した巣への自力対処は極めて危険です。可能であれば二人以上で作業し、一人が噴射役、もう一人が周囲の見張り役としてサポートに回るといったバディ方式を取るとより安全です。作業は複数人で行う、一度に退避できる経路を確保しておく、万が一刺されたときのためポイズンリムーバー(毒吸引器)や携帯電話を準備しておく、といった安全対策も忘れずに行ってください。それでも少しでも不安を感じた場合は、途中でも作業を中断して安全に撤退する勇気をしっかり持ちましょう。命を守るためには、慎重すぎるくらいが丁度良いでしょう。
檜原村役場の支援策と専門業者の活用
ちなみに、蜂の巣駆除に関する補助金制度は檜原村には特に設けられていません。檜原村では役場が蜂の巣そのものを駆除してくれることはありませんが、防護服の無料貸し出しや駆除方法のアドバイス、専門業者の紹介などの支援策を行っています。具体的には、檜原村役場産業環境課に問い合わせれば蜂駆除用防護服一式を借りることが可能です。ご自身で駆除にチャレンジする場合は、この防護服を借りて安全を確保すると良いでしょう。また「自力で駆除するのは難しいので業者を紹介してほしい」と依頼すれば、提携している駆除業者や実績のある専門業者を教えてもらうこともできます。檜原村内には民間の蜂駆除業者が少ないため、役場経由で広域の業者を紹介してもらえるのは心強いです。
加えて、役場に相談すれば駆除の手順や注意点のアドバイスも受けられます。檜原村の職員は地元の蜂被害の傾向も把握しているため、「◯◯地区では毎年スズメバチが多いので気を付けて」など地域ならではの情報提供も期待できます。まずは慌てずに檜原村役場(産業環境課生活環境係)に電話してみるのも一つの方法です。その際、巣の場所や大きさ、蜂の種類などを伝えると適切なアドバイスが得られるでしょう。
繰り返しになりますが、スズメバチの巣や大型の巣に対しては無理をせず蜂の巣駆除のプロに任せる判断が賢明です。専門業者に依頼すれば防護服や道具の心配もいらず、安全かつ確実に巣を除去してもらえるので安心です。業者によっては一定期間内に再発した場合の無料再駆除保証を付けていることもあり、アフターケアも万全です。88バスターズをはじめとする蜂駆除のプロは檜原村でも迅速に駆けつけてくれますので、危険を感じたら迷わずぜひ相談してください。費用はかかるものの、命には代えられません。「自分だけでなんとか…」という意地を張らず、状況に応じてプロの力を借りることも大切だと言えるでしょう。万全を期して安全を確保することが何より大切です。
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