蜂の巣は小さいうちに見つけて対処すれば、被害を未然に防げるだけでなく駆除も格段に容易になります。逆に発見が遅れて巣が巨大化すると、刺傷の危険も駆除の手間も大幅に増してしまいます。蜂たちは4月頃から活動を開始し、夏にかけて巣を急速に拡大させます。女王バチは越冬から目覚めた後、数週間をかけてたった一匹で巣作りを始めます。この初期段階の巣は非常に小さく目立たないため、見落とさないよう注意が必要です。では、どうすれば蜂の巣を早期発見できるのでしょうか。檜原村のように自然に囲まれた環境でも巣を作られてしまう前に察知するためのポイントをまとめました。なお、蜂の巣を実際に発見してしまった場合の安全な対処法については、別記事で発見時の注意ポイントを詳しく解説していますので、併せてご覧ください。日頃から少し意識するだけで、「気づいたら巣がこんなに大きく…!」という最悪の事態を避けられるかもしれません。
蜂の巣を早期に見つけるための5つのポイント
ポイント1. 庭や家の周囲を定期的に見回る
暖かくなり始める4~5月頃から、週に一度程度でも構いませんので自宅周辺をぐるっとしっかり見回る習慣を付けましょう。軒下の隅、屋根裏への換気口、倉庫や物置の天井、ウッドデッキや床下空間など、雨風がしのげる薄暗い場所は女王バチが初期の巣を作りやすいポイントです。ゴルフボール大の小さな巣がぶら下がっていないか注意深く観察してください。特に別荘など普段人がいない建物は、久しぶりに訪れたら巣ができていた…ということが多いので必ずチェックしましょう。実際、檜原村でも春先に無人だった古民家で軒下に巣が作られていた事例がありました。定期的な見回りこそが早期発見への第一歩です。
ポイント2. 蜂の出入りを目撃したら要注意
家の軒先や物置周辺で同じ種類の蜂を頻繁に見かける場合、その近くに巣がある可能性が高いです。例えばアシナガバチが何度も庭木の枝に止まったり周辺を飛び回っている、スズメバチが庭の樹液に集まっていたり直線的にどこかへ飛んでは戻ってくる様子が見られる、といった行動に気付いたら周囲を探ってみましょう。スズメバチの場合、大型の個体がまっすぐ一定の方向に飛んで往復する「航路」が見えることがあります。その延長線上を辿れば巣の場所の手がかりになるかもしれません。なお、夕方近くになると蜂は巣へ戻ってくるため、飛行ルートが追いやすくなる傾向があります。その延長線上を辿れば巣の場所の手がかりになるかもしれません。実際、物置の周りでスズメバチが頻繁に飛ぶのを不審に思い調べたところ、壁の中に巣ができていたというケースもあります。ただし蜂の飛行ルートを追う際も、巣に接近しすぎないよう十分注意してください。
ポイント3. 室内に蜂が入ってきたら巣を疑う
夏場に窓や戸を閉めているのに室内でスズメバチやアシナガバチを見かけた場合、屋内や屋根裏に巣があるか、あるいは家のすぐ近くに巣があって探索中に入り込んだ可能性があります。一匹だけだからと油断せず、念のため家の中や外壁周りを点検しましょう。もちろん、窓の開閉時に偶然入り込んだだけの可能性もありますが、もし複数回室内で蜂を見る場合はより注意が必要です。ときには軒下の巣が天井板を突き破って室内に蜂が侵入する例もあります。檜原村でも「2階の天井裏にできた巣が家の中まで蜂を出していた」というケースが報告されています。屋内で蜂を見かけたら、その蜂を逃がすだけでなく巣の所在を確認することが重要です。
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ポイント4. 巣材の残骸や木くずに注目
スズメバチの巣材は木をかじって作られるため、巣の直下には茶色い木くず(木粉)が溜まることがあります。またアシナガバチの巣では幼虫のフンが黒い粒(小さな糞粒)となって落ちていることがあります。窓枠や床、ベランダの隅などに見慣れない茶色の粉や黒い粒状のゴミが落ちていないかチェックしましょう。庭先の植木鉢の上に木くずが溜まっていて、真上を見たら軒下に巣があったというように、残骸は巣の存在を教えてくれる手がかりになります。普段掃除しない場所でも、季節的に蜂がいそうな時期は注意深く観察してみてください。こうした巣の残骸は重要な手がかりですから、見落とさないようにしましょう。
ポイント5. 初期の小さな巣を見つけたらすぐ対処
もし春先から初夏にかけてゴルフボール~ソフトボール大程度の作り始めの巣を発見したら、それは早期発見のチャンスです。この段階であれば女王バチ1匹(+孵化したての数匹の幼蜂)程度しかおらず、比較的安全に駆除しやすい時期と言えます。巣が小さい春のうちに取り除けば、夏以降の被害を未然に防げます。女王バチ1匹の巣をこの段階で除去できれば、夏に増えるはずだった数百匹の蜂を根絶できることになります。「まだ小さいし…」と放置せず、早急に駆除を検討しましょう。 檜原村役場でも防護服の貸し出しや業者紹介の相談に乗ってくれますので、怖い場合は無理をせず支援を活用してください。
以上のポイントをぜひ意識することで、「気づいたら巨大な巣になっていた…」という最悪の事態を避けられる可能性が高まります。なお、庭木の剪定や軒下の整理など環境整備をしておくことで、蜂が巣を作りにくい状況にすることも心がけましょう。実際、檜原村のBさんは毎週末の見回りを欠かさず行っていました。そのおかげで5月中旬、軒下にできたゴルフボール大のスズメバチの巣を発見。Bさんはすぐに檜原村役場から防護服を借り、市販のスプレーで初期の巣を駆除しました。巣は小さく女王バチ1匹だけだったため短時間で安全に撤去完了。夏本番を迎える前に問題を解決でき、刺される被害も未然に防ぐことができました。皆さんもぜひ日頃から周囲に目を配り、早め早めの対策で大切な家族と地域の安全を守りましょう。まさに「備えあれば憂いなし」です。蜂の巣の問題はとにかく早期対応が肝心。小さなうちに発見してしまえば、過度に恐れる必要もありませんので、普段からの注意を怠らないようにしましょう。
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