檜原村で蜂の巣を見つけた場合、その蜂がスズメバチなのかアシナガバチなのかで危険度や対処法が若干異なります。どちらも人を刺す恐れのある危険な蜂ですが、見た目や巣の形状、生態に違いがあり、それぞれの特徴を知っておくことが大切です。なお、檜原村にはミツバチ(養蜂で飼育されるセイヨウミツバチや在来種のニホンミツバチ)も生息しますが、ミツバチは基本的に温和で人を積極的に刺すことはありません(蜂蜜を採取する際などは防護が必要です)。本記事では主に被害が問題となりやすいスズメバチとアシナガバチに絞って解説します。ここでは檜原村周辺で特に遭遇しやすいスズメバチとアシナガバチについて、その基本的な特徴と危険性、そして見分け方のポイントを解説します。
スズメバチの特徴と危険性
スズメバチは日本に生息する蜂の中でも最大級の大きさと攻撃性を持ち、刺された際の毒性も非常に強力です。檜原村のような山間地域にはオオスズメバチ(女王バチで最大5cm近くになる世界最大級の蜂)やキイロスズメバチ(人家周辺にも巣を作りやすい中型種)などが生息しています。体色は黒と黄色の縞模様でがっしりとした体躯が特徴です。巣は灰色がかったマーブル模様の紙のような素材でできた球形の巣を作り、初夏から秋にかけてどんどん大型化し最終的には直径50cmを超えることもあります。檜原村でも軒下や天井裏、森林内の切り株の空洞や地中など様々な場所でスズメバチの巣が確認されています。秋の終わりには新女王バチ以外の働きバチは死に絶え巣は空になりますが、越冬した女王バチが翌年春にまた別の場所で新たな巣作りを始めます。
働きバチの数と攻撃性: スズメバチの巣は最大で数百~数千匹規模の働きバチが存在し、夏の終わりから秋にかけて攻撃性がピークに達します。一度巣を刺激すると、フェロモンにより仲間を次々と興奮させてしまい、大群で集中的に襲ってくるため極めて危険です。防護服なしでは近づくことすら困難で、複数箇所を刺されれば命の危険があります。日本では毎年ハチ刺されで10~20人前後が亡くなっていますが、その多くはスズメバチによる刺傷が原因です。檜原村のように医療機関まで距離がある地域では、刺された際に迅速な治療を受けにくいため一層注意が必要でしょう。一度蜂を興奮させてしまったがために数十匹の蜂に一斉に襲われて重症を負うといった事故が全国で毎年発生しています。それほどスズメバチの攻撃は過激で危険だということを覚えておきましょう。
毒性と症状: スズメバチに刺されると激痛を伴い、体質によってはアナフィラキシーショック(急性の重篤なアレルギー反応)を引き起こすことがあります。一度刺されたことがある人が再度刺されると、数分以内に蕁麻疹や呼吸困難、意識障害など命に関わる症状が出るケースもあり注意が必要です。檜原村の自然の中で作業する林業従事者やアウトドア愛好家の方は、こうした症状に備えてエピペン(自己注射式のアナフィラキシー補助薬)を携帯することも検討すべきでしょう。それほどスズメバチの毒性は強力で油断できないものなのです。
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アシナガバチの特徴と危険性
アシナガバチはスズメバチに比べると体長2~3cm程度とやや小型で、細長い体型をしており、その名の通り脚が長く垂れ下がっているのが特徴です。檜原村を含む関東地域にはセグロアシナガバチやキアシナガバチなどが生息し、働きバチの体長はスズメバチより一回り小さいサイズです。体色は種類によって黒褐色と黄色の模様ですが、スズメバチほど体が太くなくスマートな印象があります。
巣はシャワーヘッドを逆さにしたような半球状の巣盤がむき出しになった形をしており、軒下やベランダの天井、物置や倉庫の梁、庭木の枝など開放的な場所にぶら下げるように作ります。檜原村でも民家の玄関先の庇裏に巣ができたり、山林の低木の茂みに巣をぶら下げたりといった例が見られます。巣の規模はスズメバチより小さく、せいぜい数十匹~100匹程度の働きバチがいる程度ですが、夏の盛りには巣を守るため攻撃的になる点はスズメバチと同様です。アシナガバチのコロニーは毎年限られた寿命で、秋が深まると新女王蜂以外は死滅し巣も放棄されます。
攻撃性と毒性: アシナガバチは普段はおとなしく、人間を見つけてもいきなり襲ってくることはあまりありません。しかし巣に近づき過ぎると防衛本能で刺してくる点はスズメバチと変わりません。刺されたときの痛みも強烈で、一箇所でも大きく腫れてしまいます。ただし毒性自体はスズメバチほど強くなく、一度の刺傷で重篤な事態になるケースは稀です。過去にはアシナガバチに刺されて亡くなった例もほとんど記録されていません(※アレルギー体質の方は例外)。とはいえ油断は禁物で、刺された場所が悪ければ(首筋や顔面など)大きく腫れて日常生活に支障を来すこともありますし、複数回刺されればショック症状の危険もあります。
檜原村での注意点: アシナガバチの巣は人家周辺の比較的低い場所にも作られるため、檜原村のように自然と隣り合わせの環境では日常生活のすぐそばで巣に遭遇する可能性があります。例えば玄関先の軒裏に巣ができて郵便配達の方が刺されかけた、庭木の剪定中に巣に気付かず刺激してしまった、といった事故も起こりえます。また屋根裏など高所に巣を作られるケースでは、自力での駆除は難しく危険ですし、脚立作業になるため落下事故のリスクも伴います。巣が小さいうちであれば市販スプレーで対処できる場合もありますが、無防備で行うのはリスクが伴うことを念頭に置きましょう。
見分け方のポイント: 巣の形状を見れば両者を判別するのは比較的容易です。丸く閉じたボール状の巣ならスズメバチ、ハスの実のように穴が多数見える巣盤が剥き出しならアシナガバチと考えられます。また飛んでいる蜂の印象でも見分けられ、スズメバチはずんぐりした大型で重低音の羽音を立てて飛ぶのに対し、アシナガバチは細身で脚をだらんと垂らしヒラヒラと舞うように飛びます。ただし種類によって模様は似ているため、無理に近づいて確認するのは危険です。遠目でも巣の形や蜂の大きさで「これはスズメバチかも」「アシナガバチかな」と推測できるので、発見時の対処判断の参考にしてください。
いずれの蜂も人に危害を及ぼす可能性がある危険な存在です。スズメバチかアシナガバチかを見極めた上であっても、油断せず安全第一で対処することが肝要と言えるでしょう。なお、蜂の種類に確信が持てない場合でも、どのみち危険なことには変わりないため無理に確認せず、早めに専門業者などに相談することをおすすめします。
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