小金井市に出没する蜂の種類と季節性

小金井市に出没する蜂の種類と季節性

小金井市は東京都内でも緑が多い住宅地であり、広大な小金井公園(約80ヘクタール)など豊かな自然環境に恵まれています。戸建て住宅の割合も約50%と都内平均より高く、庭木や軒下といった蜂が巣を作りやすい場所が多いことから、毎年夏を中心にスズメバチやアシナガバチの巣が発見される事例が少なくありません。実際、小金井市が行った調査ではスズメバチの巣に関する相談件数が年間120件近くに達した年もあり、住宅街で蜂の巣が見つかるケースが増えていることが報告されています。こうした背景から、小金井市にお住まいの方は蜂の種類や活動時期を知り、巣を見つけた際に適切に対処できるよう備えておくことが大切です。

小金井市で見られる主な蜂の種類

小金井市周辺で人を刺す可能性がある代表的な蜂は、大きく分けて以下の3種類です。

スズメバチの特徴と活動時期

スズメバチ類は体長が約17~40mmと大型で攻撃性の強い危険な蜂です。女王バチは春先(4~5月)に冬眠から目覚め単独で巣作りを開始し、初期の巣は瓶を逆さにしたような徳利型ですが、夏に働きバチが増えると球形の大きな巣へと発達します。巣はマーブル模様の紙質の層で覆われた丸い外見をしており、出入口の穴は通常1か所だけです。スズメバチの巣は基本的に一年限りで、冬になると働きバチは死滅し巣は空になります(翌年に同じ巣が再利用されることはありません)。しかし秋(特に8~10月頃)には巣の規模が最大となり、蜂の攻撃性も非常に高まります。繁殖期に入るこの時期のスズメバチは縄張り意識が強く、巣に近づくだけで襲ってくることがあるため注意が必要です。小金井市内でも夏から秋にかけてスズメバチの目撃情報が増える傾向にあり、実際に住宅街や公園で巣が見つかった例も報告されています。特にオオスズメバチは山林に多いものの、キイロスズメバチやコガタスズメバチは都市部にも適応しており、小金井市のような市街地でも巣を作ることがあります。スズメバチは毒性も強力なので、巣を発見しても決して近づかないことが肝心です。

アシナガバチの特徴と活動時期

アシナガバチ類は体長約13~27mmとスズメバチより小型で細身の蜂で、性質も比較的おとなしい傾向があります。普段はこちらから刺激しなければ人を攻撃することは少ないとされています。巣は軒下や植え込みの中などに作られ、茶碗を逆さにしたような独特の形状をしています。外皮に覆われず六角形の小部屋(巣穴)がむき出しになったシャワーヘッド状の見た目が特徴で、巣にいる蜂が露出して見える開放的な構造です。アシナガバチも巣の利用は一年限りで、冬には働きバチは死滅します。女王バチは春(4月頃)に巣作りと産卵を開始し、夏(7~8月)にかけて働きバチが増えて巣が発達します。ただし巣の規模はスズメバチほど大きくならず、攻撃性が高まるのも夏の間(7~8月頃)に限られます。アシナガバチは毛虫など庭木の害虫を捕食する益虫としての一面も持ち、人間にあまり害を及ぼさない蜂です。小金井市の公式サイトでも「通学路や子供の遊び場付近など危険な場所でなければ、アシナガバチとは上手に共存してほしい」と案内されているほどで、身近な場所で危険がない限り静観するという選択肢もあり得ます。ただし巣が人の動線に近い場合や子供が触れてしまう恐れがある場合は、刺傷事故を防ぐため駆除を検討すべきでしょう。

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ミツバチの特徴と活動時期

ミツバチ(ニホンミツバチ、セイヨウミツバチ)は体長約12~13mmと小型で、非常におとなしい性質の蜂です。こちらも基本的に人から積極的に手を出さない限り刺してくることはほとんどありません。ミツバチの巣は養蜂箱や木のうろ、住宅の床下空間などに作られ、一つの巣に女王蜂1匹と数千匹もの働き蜂が社会性をもって暮らしています。スズメバチやアシナガバチと異なり、巣には一年中蜂が存在し冬も集団で密集(蜂球)して越冬する生態を持ちます。春先(4~6月)になると巣別れ(分蜂)と呼ばれる現象が発生し、新しい女王蜂が誕生すると旧女王蜂が働き蜂の約半数を連れて集団で巣から旅立ちます。この分蜂の際に庭の木の枝や建物の軒先などに一時的に大量のミツバチが固まって留まることがあり、見慣れない人は驚くかもしれません。しかし分蜂蜂球は数時間から数日で適切な新居へ移動するのが普通であり、刺激さえしなければ自然にいなくなります。近年ミツバチは個体数が減少傾向にあることもあって、小金井市でも「分蜂を見かけたら慌てずに数日様子を見るように」と案内されています。ただし稀に住宅の壁内や床下に巣を作られるケースでは、構造材が蜜で汚染される等の被害が出る可能性もあるため状況次第では対処が必要です。

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蜂の巣発見時の注意点

以上、小金井市内で見られる主な蜂の種類とその季節ごとの動向について解説しました。丸く大きな外被に覆われ出入口が一つだけの巣であればスズメバチの可能性が高く要注意です。一方、小ぶりで傘を逆さにしたように部屋が露出している巣ならアシナガバチである場合が多く、場所によっては静観も検討できます。ミツバチの場合は巣というより蜂の塊(分蜂群)で見られることもあり、刺激せず見守ることが肝要です。

自宅周辺で蜂の巣を発見した際には、まず決して慌てず近づかないことが肝心です。蜂の巣を刺激すると大量の蜂が一斉に攻撃してくる危険があるため、十分に距離を保ちつつ安全を確保してください。特にスズメバチは人命に関わるほど強い毒を持つ危険な蜂ですが、正しい知識と冷静な対応があれば過度に恐れる必要はありません。蜂の種類を見極め、状況に応じて専門業者への相談も検討することで、刺傷被害を未然に防ぐことができます。また、小金井市では市民が安全に蜂の巣駆除に取り組めるよう防護服の貸出などの支援制度も用意しています。詳細は別記事「小金井市の蜂の巣駆除における行政対応と支援策」で解説していますので、併せて参考にしてください。

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吉田 剛
吉田 剛

蜂の巣駆除専門ライター|吉田 剛(よしだ つよし)
20年以上にわたり、スズメバチ・アシナガバチなどの危険生物に関する現場経験と専門知識を活かし、蜂の生態や駆除・予防に関する記事を多数執筆。
「読んだ人がすぐ行動できる、安心して任せられる」記事をモットーに、武蔵村山市をはじめとした地域密着型の駆除情報を分かりやすく解説しています。
全国のハチ被害現場で培った実務経験を元に、業者目線と生活者目線を両立したコンテンツを発信。市役所の補助制度、夜間駆除の注意点、再発防止策など、幅広いテーマを扱い、蜂のトラブルから家庭を守るための正確な情報提供を続けています。