静かな立川の街に潜む恐怖──アシナガバチの巣駆除体験記

静かな立川の街に潜む恐怖──アシナガバチの巣駆除体験記

巣の発見と戦慄

真夏の夕方、東京都立川市。立川駅から少し離れた昭和記念公園通り沿いにある我が家は、緑豊かな国営昭和記念公園根川緑道にも程近い静かな住宅街にあります。都市の賑わいと自然が同居する立川市では、春から秋にかけて住宅地でもスズメバチやアシナガバチが活発に巣を作ることがあります。この日も日差しは強かったものの、普段と変わらない穏やかな日常でした。しかしその平穏は、小さな異変によって突如破られることになりました。

その異変に最初に気付いたのは小学一年生の息子でした。庭先で遊んでいた彼が、「黒と黄色のハチがたくさん飛んでる!」と泣きそうな声で家に駆け込んできたのです。驚いて玄関を飛び出し様子を窺うと、家の軒下に何やら茶色い塊が見えました。近づいてよく見ると、それはやはり蜂の巣です。しかも10匹以上のハチが巣の周りを威嚇するように飛び交っていました。思わず背筋に冷たいものが走ります。夕陽に照らされたその巣はシャワーヘッド状にぶら下がったアシナガバチの巣で、大きさは直径15センチほどにも見えました。まさか自分の家の軒先に、こんな巣ができていようとは──その場に立ち尽くし、心臓の高鳴りが止まりませんでした。

高まる不安と危機感

蜂の巣を目にした瞬間、まず頭に浮かんだのは家族の安全です。巣のある場所は、子供が遊ぶ庭や私たちが日常出入りする玄関にも近く、このままでは息子はもちろん、同居する高齢の母にも危険が及びます。蜂(ハチ)による刺傷被害は子供や高齢者にとって大きな不安材料です。アシナガバチはスズメバチほど攻撃的ではないとはいえ、巣を守ろうと人を刺す恐れがあります。実際、立川市内でよく見られるキボシアシナガバチ(黄と黒の鮮やかな模様の種)は比較的おとなしい性格ながら巣に近づけば防衛本能で攻撃してくるといいます。もし家族がうっかり巣に近づいてしまったら…刺されてしまう危険は現実のものとなりました。

さらに私の脳裏をよぎったのは、蜂に刺された時のアレルギー反応です。過去に蜂刺されでアナフィラキシーショックを起こした人の話を聞いたことがありました。一般的に蜂に一度刺されただけなら数日腫れる程度で済むことが多いものの、まれに命に関わる重篤なアレルギー症状(アナフィラキシー)を引き起こすこともあると言われています。幸い家族に蜂アレルギーの者はいませんが、「万が一」の不安が頭を離れませんでした。

私はすぐに息子と母に屋内へ避難するよう伝え、自分も慌てて室内へ逃げ込みました。玄関のドアを閉めた途端、「ブンッ」という羽音とともにハチがドアに体当たりした音が聞こえます。ほんの数秒軒下を覗いただけでしたが、すでにハチたちは侵入者である私に警戒心を抱いたようでした。このままでは家の出入りもままならないと直感し、私は冷や汗を拭いながら早急に対策を講じる必要に迫られました。

自力駆除の試みと挫折

まず頭に浮かんだのは「自分で何とかできないか」という考えでした。実は数年前、知人から「小さな蜂の巣なら夜にスプレーで駆除できる」と聞いたことがあったのです。今回の巣もサッカーボール大のスズメバチの巣ほど巨大ではなく(幸いスズメバチではありませんでした)、見たところ働きバチは数十匹規模。「これなら市販の殺虫剤で何とかなるかもしれない」──危険を承知でそう考えてしまったのは、蜂の巣駆除の費用に対する心配もありました。専門業者に頼むと高額ではないか?と尻込みする気持ちがあったのです。しかし今にして思えば、この判断がいかに甘かったか痛感します。

その夜遅く、私はホームセンターで購入した蜂駆除用スプレー缶を手に、完全防備とまではいかないまでも長袖長ズボン・帽子に手袋という格好で巣に立ち向かいました。狙うは蜂の動きが鈍る深夜です。懐中電灯の明かりを頼りに静かに軒下へと近づき、震える手でスプレーのノズルを巣に向けました。心臓の鼓動がイヤというほど耳に響きます。そして意を決して噴射ボタンを強く押し込みました。

「ブワッ!」という噴射音とともに勢いよく薬剤が巣を直撃しました。その瞬間、中で眠っていた無数のアシナガバチたちが一斉に羽音を立てて飛び出してきました。途端に辺りは怒り狂った蜂の大群で大混乱です。暗闇の中を黒い影がいくつも旋回し、私の周囲を飛び交います。顔のすぐ横をかすめる風圧、頭に当たる激しい衝撃──蜂が防護服に次々と体当たりしてくる場面を目の当たりにした方の話を思い出し、恐怖で足がすくみました。幸い私自身はまだ防護ネット付き帽子をかぶっていましたが、それでも露出した首筋に刺されるのではという強い恐怖を感じました。

「無理だ!」本能的に危険を悟った私はスプレーを振り撒いたまま後退し、その場から全速力で逃げ出しました。家の中では妻が「早く戻って!」と玄関ドアを開けて待っています。私は半ば転がり込むように玄関へ駆け込み、すぐさま扉を閉めました。外からはブンブンと何匹もの羽音が聞こえ、数匹の蜂が扉や窓ガラスに激しく体当たりしているのが見えました。息を切らしながらリビングの明かりを点けると、心配そうな家族の顔が目に入ります。幸い刺された様子はなく、無事でした。しかし巣はまだ軒下に残ったまま。スプレーのせいで一時的に動きは鈍ったかもしれませんが、完全に駆除できたわけではありません。私は膝から崩れ落ち、「これは素人に手に負えるものじゃない…」と項垂れました。

この時痛感したのは、やはり専門知識のない者が不用意に巣に手を出すのは非常に危険だということです。実際、ある専門家のサイトでも「素人が駆除すると蜂に刺される危険や巣が落下するリスクがある。無理をせず早めに専門業者へ相談を」と強く注意喚起されています。私は自らの無謀さを反省し、すぐにでもプロの力を借りるべきだと決心しました。

ハチ蜂バスターズに駆除を依頼

夜も遅い時間でしたが、このまま一晩巣を放置して眠るなど到底できません。私はスマートフォンで「立川 ハチ 駆除 業者」と必死に検索をかけました。いくつか業者がヒットしましたが、その中に「ハチ蜂バスターズ」の名前を見つけます。以前、立川市の蜂駆除費用について調べたブログ記事で目にした業者でした。「24時間受付・最短30分で駆け付け可能」や「無料相談・無料見積り」といった心強いキーワードが記されており、「ここしかない」とすぐに電話をかけました。

深夜にも関わらず、コール数回でスタッフの男性が電話に出ました。私は状況を早口でまくし立てます。「立川市柴崎町の自宅でアシナガバチの巣を見つけたこと」「自分でスプレーしたが駆除しきれず危険を感じたこと」「子供と高齢の母がいてとても不安であること」…。落ち着きのない私に対し、電話口のスタッフは終始 calm で丁寧でした。「大丈夫ですよ、落ち着いて。まず場所と巣の大きさを教えてください」と誘導してくれます。私は住所と最寄り駅(柴崎体育館駅近くであること)、巣は軒下で直径15cm程度、ハチの種類はスズメバチではなくおそらくアシナガバチであることを伝えました。

スタッフはすぐに「担当の者を手配します。最短で30~40分ほどで到着できる見込みです」と教えてくれました。費用について不安な私が尋ねると、「巣の規模から見るとおそらく1万円前後になると思います。現地で正確に見積もらせてください」とのこと。立川市でアシナガバチ巣駆除の平均費用は約9,400円というデータもあるそうで、深夜料金を考慮しても妥当な範囲に感じました。私は即座に駆除を依頼し、住所と自宅周辺の目印を伝えました。電話を切るときには、先ほどまでの絶望感がいくらか和らいでいる自分に気づきました。プロに任せられるというだけで、これほど心強いものかと実感したのです。

約束の時間から少し経った午後10時過ぎ、家の前に一台のバンが静かに停まりました。ヘッドライトに浮かび上がった社名ロゴには確かに「ハチ蜂バスターズ」の文字。玄関のインターホンが鳴り、私が応答すると、「ハチ駆除のご依頼で伺いました、ハチ蜂バスターズです」と礼儀正しい声が聞こえました。私は急いで玄関を開け、出迎えます。現れたのは30代くらいの落ち着いた雰囲気の男性スタッフでした。こんな夜遅くにも関わらず、彼は爽やかな笑顔さえ浮かべています。その姿に思わずホッとしました。

スタッフはまず私たち家族に自己紹介をし、「恐怖で大変でしたね。でももう大丈夫ですよ」と優しく声をかけてくれました。その言葉だけで救われるような思いでした。早速懐中電灯で軒下の巣を確認すると、「アシナガバチの巣ですね。おそらくキボシアシナガバチでしょう」と教えてくれました。聞けばキボシアシナガバチは立川市内でもよく見られる種類とのことで、黄と黒の模様が特徴だそうです。スタッフによれば「攻撃性はそれほど高くありませんが、巣がこれ以上大きくなると危険度が増します。早めに対処して正解です」とのこと。私がスプレーで応戦した形跡にも気付いたようで、「薬剤をかけられたのでハチが興奮していますね。巣も半分崩れています。途中で止めて正解でしたよ。下手に完全に壊していたら、もっと多くのハチが四散していたでしょう」と言われ、冷や汗が出ました。

見積りの結果、駆除費用は税込みで約9,000円との提示でした。深夜対応にも関わらず思ったより良心的な額に感じられましたし、何より家族の安全には代えられません。私はすぐに作業をお願いします。スタッフは頷き、「では安全のため、皆さんは室内で待機していてください。作業時間はだいたい30分ほどです」と説明してくれました。

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緊迫の駆除作業

スタッフは車から白い防護服と面布付きのフルフェイスヘルメットを取り出し、手早く身に着け始めました。その様子はまるで特殊部隊の出動さながらで、頼もしさを感じます。私は家族と共に玄関脇の窓から作業の様子を見守ることにしました。スタッフはまず巣から少し距離を取り、手にした強力噴射式の業務用殺虫剤を構えます。そして私たちに「音がしますので驚かないでください」と合図した後、懐中電灯で巣を狙い、一気に薬剤を噴射しました。

先ほど自分が撒いたスプレーとは比べ物にならない凄まじい勢いです。夜の静寂を破り、「シュッ!」という音と共に霧状の薬剤が巣を白く覆いました。すると再び巣穴からハチたちが飛び出してきます。しかし今回はプロの出番、状況が違いました。防護服に身を包んだスタッフは微動だにせず、飛び出すハチ一匹一匹に的確に追いスプレーを浴びせていきます。怒ったハチがスタッフの周りを飛び回り、防護スーツにバチバチと体当たりしている音がこちらまで聞こえてきて、一同息を呑みました。もしあれが自分だったら…そう想像すると背筋が凍ります。しかしスタッフは全く怯む様子もなく、手際よく駆除を続行しました。

やがて巣から出てくるハチの数が減り、飛び回っていた個体も次第に地面へと落ちていきました。十分に薬剤が行き渡ったのを確認したスタッフは、長い伸縮棒の先に特殊な袋状の器具を取り付け、軒下の巣を丸ごと包み込むようにして慎重に取り外しました。巣を取り外した後の軒下にも念入りに薬剤を噴霧し、戻りバチ(巣に戻ってくる働きバチ)への対策も施してくれました。作業中、こちらに向かって飛んでくるハチが万一いないかどうか、妻と私は息子と母を自分たちの陰にかばいながら固唾を飲んで見守っていました。しかし幸い、家の中に侵入してくるハチはいません。プロの確かな手腕で、戦場と化していた軒下は次第に静けさを取り戻しました。

巣の撤去と残存蜂の駆除が完了するまで、体感的には長い長い時間に思えましたが、実際には30分とかからず作業は終了しました。スタッフがこちらに歩み寄り、窓越しに親指を立てて合図するのが見えます。「終わりましたよ」──その声に、私は安堵からか一瞬膝の力が抜け、思わず窓辺でへたり込んでしまいました。

駆除完了、そして訪れた安堵

恐る恐る外へ出ると、軒下にはもう巣の残骸ひとつ残っていませんでした。あれほど猛威を振るっていたハチたちも跡形もなく姿を消しています。庭先には先ほどスタッフが取り外した巣がビニール袋に収められて置いてありました。改めて間近で見ると直径はやはり15cmほど、硬式テニスボールの倍以上はあります。六角形の巣穴が無数に並んだその断面からは、駆除の薬剤の匂いが微かに漂ってきました。袋越しにも関わらず、私は思わず身震いしてしまいます。「これが玄関先に…しかもこんな大きくなるまで気づかなかったなんて」。ゾッとする思いでした。

スタッフが防護装備を脱ぎながらこちらに歩み寄ってきました。「もう大丈夫です。これで安全が確保できましたよ」と穏やかな声で言ってくださり、私は「本当にありがとうございました…!」と何度も頭を下げました。息子も「怖かったよ~」と泣きながらスタッフに抱きつき、母も何度も感謝の言葉を口にしています。スタッフは笑顔で頷き、「戻りバチが何匹か戻ってくるかもしれませんが、巣がないと分かればすぐにいなくなるでしょう。それでもし明日以降またハチが集まってきたり、新しい巣を作ろうとする動きがあれば、1週間以内なら無料で再対応いたしますのでご安心ください」と説明してくれました。なんとも心強いアフターサポートでしょう。私は家族の安心した顔を見渡しながら、胸の底からほっとした息を吐きました。

費用についても、提示された約9,000円の料金を現金で支払いました(クレジットカードも使えるとのことでしたが、この日は手持ちで対応)。事前の見積り通りの金額で、追加料金も一切ありませんでした。立川市でアシナガバチ駆除の相場は9千円台ということですから、まさに適正価格と言えるでしょう。正直、自力での駆除を試みたのは費用節約の思いもあったのですが、安全には代えられないし、この安心を買ったと思えば決して高くないと心から感じました。

作業後、スタッフは今回のハチについていくつか教えてくれました。やはりキボシアシナガバチという種類で間違いないそうです。働きバチの数は概算で50匹程度いたとのこと。女王バチも無事駆除できたので巣は完全壊滅です。巣の場所がリビングの窓から離れた軒下だったため発見が遅れたのでしょうと分析してくれました。また、「立川市は緑が多いので、毎年5月頃から軒下などを定期的に点検するよう市でも呼びかけているんですよ。女王バチが単独で作り始めた直径10cm程度の巣なら比較的安全に駆除しやすいので、これからは是非初期段階で見つけてあげてくださいね」とアドバイスも頂きました。私は「本当にその通りですね…気を付けます」と深く頷きました。今思えば、今年の春先には軒下を全く気にしていなかった自分が悔やまれます。立川市では共働き家庭が多く日中留守のうちに巣が大きくなってしまうケースも少なくないそうですが、我が家もまさにその典型でした。

最後にスタッフは「何かあればまたいつでもご相談ください」と名刺を手渡し、爽やかに帰って行きました。暗闇に消えるハチ蜂バスターズの車のテールランプを見送りながら、私は家族と顔を見合わせ、「本当にお願いして良かったね…」と静かに頷き合いました。

北多摩西部エリアのハチの巣駆除エリア

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教訓: 不用意に手を出さず、プロに任せるべき

こうして我が家に平穏が戻りました。振り返れば、蜂の巣を見つけた瞬間から駆除が終わるまで、まさに息詰まるような数時間でした。今だから正直に言えますが、最初に自力でどうにかしようとした判断は浅はかだったと思います。実際、プロの駆除作業を間近で見て、素人が防護服もなしに立ち向かっていたらどうなっていたかと想像するとゾッとします。家族を守るつもりが、無謀な行動でかえって家族を危険に晒すところでした。同じ過ちを繰り返さないよう、そしてこの体験を他の方にも役立ててもらえるよう、最後に声を大にして伝えたいです。

蜂の巣を発見しても、決して不用意に手を出さず、プロに任せるべきです。

この一件を通じて、私は心の底からそう痛感しました。家族の笑顔を守るためにも、そして何より自分自身の安全のためにも、危険な蜂の巣駆除は迷わず専門業者へ依頼しましょう。「不用意に手を出さず、プロに任せるべき」──これが私たち一家が身をもって得た教訓です。幸い立川市にはハチ蜂バスターズさんのように迅速かつ丁寧に対応してくれる頼れるプロがいます。また万一蜂の巣トラブルに見舞われたら、私は迷わずプロに助けを求めるつもりです。

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吉田 剛
吉田 剛

蜂の巣駆除専門ライター|吉田 剛(よしだ つよし)
20年以上にわたり、スズメバチ・アシナガバチなどの危険生物に関する現場経験と専門知識を活かし、蜂の生態や駆除・予防に関する記事を多数執筆。
「読んだ人がすぐ行動できる、安心して任せられる」記事をモットーに、武蔵村山市をはじめとした地域密着型の駆除情報を分かりやすく解説しています。
全国のハチ被害現場で培った実務経験を元に、業者目線と生活者目線を両立したコンテンツを発信。市役所の補助制度、夜間駆除の注意点、再発防止策など、幅広いテーマを扱い、蜂のトラブルから家庭を守るための正確な情報提供を続けています。