放置した蜂の巣が引き起こす危険性
自宅の敷地内や建物に蜂の巣を見つけたとき、「冬になれば蜂はいなくなるからそのままでもいいのでは」と考える方もいるかもしれません。しかし、蜂の巣をそのまま放置するのは非常に危険です。時間の経過とともに巣は大型化し、中の蜂の個体数も爆発的に増えます。それに比例して蜂の防衛本能も強まり、人間への攻撃リスクが飛躍的に高まってしまいます。
特にスズメバチの場合、巣に直接手出ししなくても縄張りに近づいただけで威嚇・攻撃してくることがあります。刺されればアナフィラキシーショックと呼ばれる重篤なアレルギー反応を起こし、最悪命に関わることもあります。事実、日本全国では毎年10~20人前後が蜂刺されによって命を落としており、令和5年(2023年)には全国で21名が蜂刺され死亡事故に遭いました。蜂の巣被害は決して他人事ではなく、どなたにとっても身近な危険なのです。
また、刺される被害が出ていなくても、敷地内に蜂の巣があるだけで精神的な不安や生活上の支障が生じます。例えば「庭仕事や洗濯物を干すのが怖い」「子どもやペットを外で遊ばせられない」といったストレスを日々感じることになるでしょう。さらに放置した巣から新たな女王バチが巣立つと、翌年には近隣に別の巣が増える可能性もあります。一つの巣を放置したために周囲で蜂の巣が次々見つかる…という事態は避けたいものです。
巣が巨大化すればするほど、いざ駆除しようとする際の作業難易度や危険度も上昇します。当然、駆除を専門業者に依頼する場合の費用も高額になりがちです。小さい巣のうちに対処しておけば短時間で済んだものが、大きくなってからではより大掛かりな作業が必要になるケースも多々あります。早期発見・早期駆除を心がけることが、結果的に安全かつ費用面でも合理的な選択となるのです。
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例外的に駆除しなくてもよい場合
ただし、一部には例外もあります。人里から離れた山林の奥など、人がほとんど立ち入らない場所にできた蜂の巣であれば、必ずしも駆除しなくても良いケースもあります。蜂類は毛虫や青虫など農作物を食害する害虫を餌として捕食するため、農業や緑地にとっては益虫としての一面も持っているからです。そのため、あきる野市でも公式に「周囲に危険を及ぼさない場所の巣は駆除を控えることも検討してください」と呼びかけています。
例えば人の住居から遠く離れた森の中で見つけた巣や、誰も利用しない空き地の奥にある巣などは、日常生活に支障がなければ静観する判断もあり得ます。無闇に殺虫剤を撒かず自然の摂理に任せることが、環境保全の観点からは望ましい場合もあるでしょう。
しかし、住宅やその周辺、キャンプ場や公園など人の生活圏内にできた蜂の巣は放置すると人への被害に直結する恐れがあります。特に軒先や玄関先、庭木、子どもの遊び場近くなど人が日常的に行き来する場所で巣を発見した場合は、迷わず早めに駆除することが安全です。「今は大人しいから…」と油断していると、ある日突然襲われる危険があります。蜂の巣は日増しに成長するものですから、「見つけたらすぐ対処」の鉄則で臨みましょう。
高齢者世帯や留守宅こそ注意
あきる野市は高齢者の多い地域でもあり、高齢の方だと庭先で蜂の巣を見つけても自力で駆除するのが難しいケースがあります。また、別荘や空き家として利用している古民家などでは、長期間留守にしている間に巣が大きくなってしまい気付かないことも考えられます。このような場合は無理をせず早めに専門業者や行政に相談して対策を講じることが大切です。
特に刺されると重症化しやすい高齢者や小さなお子さんがいるご家庭では、「蜂の巣かもしれない」と思った段階で迅速に動くことをおすすめします。幸い、あきる野市内では近年大きな蜂刺され被害は多く報告されていませんが、「もし自分や家族が刺されたら…」という不安は常に存在します。普段から家の周囲を観察し、蜂の姿を見かけたらその飛行経路を追って巣の有無を確認するなど、早期発見に努めることで不測の被害を未然に防ぎましょう。
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