府中市内では春先から様々なハチが活動を始め、夏にかけて数が増えていきます。特に注意すべきはスズメバチ類(キイロスズメバチやオオスズメバチ等)とアシナガバチ類で、これらは7~10月頃に攻撃性が高まり、人への被害も起こりやすくなります。一方、ミツバチは比較的おとなしいですが巣を刺激すれば刺されることもあり、都市部では軒下や床下などに営巣することがあります。本章では、府中市でよく見られる主なハチの種類ごとの活動時期と特徴について解説します。ハチの生態を正しく理解し、適切な対処や予防に役立ててください。
スズメバチ類の活動時期と特徴
スズメバチ類(キイロスズメバチ、オオスズメバチ等)は非常に攻撃性・毒性が強く、夏から秋(7~10月頃)に活動が最も活発になります。女王バチは冬を越し、5月頃から単独で巣作りを開始します。初期の巣はゴルフボール大のフラスコ型ですが、7~8月には働きバチが急増して巣も急速に大型化し、秋には一つの巣に数百~数千匹のハチがいることもあります。攻撃性もこの頃ピークとなり、巣に近づくだけで威嚇音(「カチカチ」という音)を発して集団で襲ってくる場合があります。実際、日本では毎年20人前後がスズメバチに刺されて死亡しており, その数はクマによる被害数を上回るほどです(刺傷による急性アレルギー=アナフィラキシーショックが主な原因)。スズメバチ類の巣は丸いボール状でマーブル模様の外皮を持つのが特徴で、一度作られた巣は秋に放棄され、翌年に再利用されることはありません。秋に生まれた新女王バチだけが越冬し、翌春また別の場所で新たな巣を作ります。一方でスズメバチは毛虫やハエなどの害虫を捕食する益虫でもあり、生態系では重要な役割を担っています。
ハチの巣駆除 ハチ蜂バスターズ
スズメバチ駆除もアシナガバチ駆除もお任せ。作業員に定評がある、害虫駆除屋さん

アシナガバチ類の活動時期と特徴
アシナガバチ類(セグロアシナガバチ、キアシナガバチ等)はスズメバチほど凶暴ではありませんが、夏場(7~8月)には攻撃性が増し刺傷被害が発生します。女王バチは4~5月に冬眠から覚めて1匹で軒下や低木の枝などに小さな巣を作り始めます。初期の巣はシャワーヘッドを逆さにしたような形状で、6月頃まで女王と少数の幼虫しかいません。その後7~8月に働きバチや新女王が育ち巣が発達し、8月には巣の規模が最大となって被害件数も増える傾向があります。9~10月に新女王とオス蜂が巣立つと巣は放棄され、働きバチは全て死滅します。放棄された巣自体が翌年再び使われることはありませんが、一度巣を作られた場所には翌年また新たな巣が作られるケースが多い点に注意が必要です。実際、「毎年同じ場所に巣を作られる」という報告もあり、以前に巣があった場所は翌春から定期的に見回り女王バチの営巣開始を早期に発見することが大切です。アシナガバチの巣は傘を伏せたようなお椀型で巣房(六角形の小部屋)がむき出しになっており、軒下など人目につきやすい場所にも作られます。刺されると激しい痛みと腫れを伴いますが、アシナガバチも毛虫などを捕食してくれる益虫であり、巣が人の生活圏にない限り過度に恐れる必要はありません。
北多摩南部エリアのハチの巣駆除エリア
ミツバチ(養蜂蜂・野生の日本ミツバチ)の活動時期と特徴
ミツバチは性格が温厚でこちらから刺激しない限り攻撃してくることは稀です。府中市でも春になると庭の樹洞や床下に野生のニホンミツバチが巣を作ることがあります。4~6月は分蜂(巣別れ)のシーズンで、新しい女王蜂が誕生すると旧女王が働きバチの一部を引き連れて引っ越し(分蜂群)します。このため春先に市街地で「蜂の大群」を見かけることがありますが、その多くは新居を探す途中のミツバチの群れです。ミツバチの巣は巣板(六角形の蜜comb)が何枚も垂れ下がった板状で、軒下や床下、壁内部など雨風をしのげる空間に作られます。ミツバチは他のハチと異なり冬でも巣内で集団越冬するため、巣が何年も存続することがある点が特徴です。越冬前の秋(10~11月)には蜂蜜の備蓄量確保のため外敵に敏感になり刺すこともあります。ミツバチは花の蜜や花粉を集めて暮らし、受粉を助ける重要な存在です。その針には一度刺すと抜けなくなる返し(かえし)があるため人や動物を刺すとミツバチ自身は死んでしまう性質があります(スズメバチやアシナガバチは針が繰り返し使用可能)。基本的には人を襲いませんが、巣が人家の壁内や床下などにできて大量の蜂が出入りしている場合は駆除を検討した方が良いでしょう。ミツバチの巣が長期間放置されると、中の蜂蜜や排泄物で建物が汚損する恐れもあります。駆除する際は養蜂を営む業者や自治体経由で養蜂家に引き取ってもらえるケースもありますので、むやみに殺虫剤を使わず専門家に相談することをおすすめします。
補足: ハチはスズメバチやアシナガバチであっても本来は生態系に益する存在であり、毛虫などの害虫を餌として数を抑制し、植物の受粉にも寄与しています。むやみに恐れて駆除する必要はありませんが、人の生活圏内に巣を作った場合は刺傷事故の危険が高まるため、適切な知識をもって安全に対処することが大切です。
関連記事はコチラ
府中市の蜂の巣駆除ガイド|危険なハチの種類・発生時期と安全な対処法に戻る
ハチの巣駆除 ハチ蜂バスターズ
スズメバチ駆除もアシナガバチ駆除もお任せ。作業員に定評がある、害虫駆除屋さん




