ハチが巣作りを好む場所は種類によって様々ですが、府中市の住宅周辺で実際によく巣が作られるポイントには共通点があります。それは「雨風をしのげて外敵に見つかりにくい隙間や陰がある場所」です。ここでは府中市内の戸建てやマンション周りで蜂の巣ができやすい代表的な場所と、その環境的特徴について解説します。ご自宅のどのあたりを警戒すべきか知っておくことで、早期発見や予防に役立ててください。
家屋周辺で蜂の巣が作られやすい場所
府中市のような都市部でも、ハチは人家の様々な場所に巣を構えます。典型的な箇所は以下のとおりです。
- 軒下や庇の裏: 戸建住宅の軒下は雨風を防げるため、スズメバチ(特にキイロスズメバチ)やアシナガバチが初期の小さな巣を作りやすい代表的な場所です。屋根のひさし裏側や二階の軒天井面など、人目に付きにくい高所の陰に巣をぶら下げるケースが多く見られます。実際、家の軒下に丸いスズメバチの巣ができたという事例は非常に多く報告されています。軒下は地上から離れていて気づきにくいため、毎年5~6月頃には軒下の点検を習慣づけると良いでしょう。
- 屋根裏や天井裏: 屋根裏の暗く閉鎖された空間もハチにとって格好の営巣場所です。換気口や小さな隙間から侵入したスズメバチが天井裏に大型の巣を作ってしまうことがあります。都市部ではコガタスズメバチ(体長の小さいスズメバチ)が屋根裏に巣を作る例がしばしばあります。外から見えないため発見が遅れがちで、天井板越しに羽音が聞こえて初めて気づくということもあります。天井裏の場合、巣が巨大化するまで気づけず大群になっている恐れがあるため、違和感を覚えたら専門業者に内部を確認してもらうと安心です。
- 床下や壁の中: 家の基礎部分の隙間や床下の土壌、外壁の通風口から壁内部に巣を作られることもあります。オオスズメバチは本来地中の穴に巣を作る習性がありますが、都市部でも床下の土や朽木スペースを利用するケースがあります。またアシナガバチが軒下から壁の中へ巣を拡張してしまうこともあり、外から全く見えない場所に巣が成長していることもあります。床下や壁内は気付きにくく危険度が高いため、ハチが出入りする様子が見られたら内部に巣がないか注意しましょう。特に地中型の巣は踏んだだけでハチが飛び出し襲ってくる危険があり、庭の穴や古いネズミ穴などにも警戒が必要です。
- 庭木や生け垣: 庭の植木や垣根の中もハチの絶好の住処です。樹木の枝分かれ部分や茂みの奥、あるいは根元付近などに球状の巣が作られることがあります。スズメバチ類は高さ2~4m程度の樹上にも巣をぶら下げることがあり、草むしり中にすぐ横の木に巣があって襲われたという事故も起きています。生け垣では人が剪定しようとかき分けた拍子に巣を刺激してしまい刺されるケースがあります。夏場に庭木の手入れをする際は、事前によく樹間を見てハチの出入りがないか確認しましょう。
- ベランダや軒先の物陰: ベランダの天井角や雨戸の戸袋内部、エアコンの室外機の裏側など、人が日常的に利用する空間のすぐ近くにも巣ができることがあります。アシナガバチは生活空間のすぐそばにも小さな巣を作る習性があり、洗濯物を干しているベランダの軒先に巣を作られていた例も少なくありません。「洗濯物を取り込もうとしたら袖にハチが潜んでいて刺された」といった事例も報告されています。こうした身近な場所に巣を作られると非常に危険です。
以上のような場所は、いずれも雨風が直接当たらず周囲に餌となる虫や花など資源がある環境という共通点があります。特にキイロスズメバチのように適応力の高い種は、「ダンボール箱の中」「放置されたバイクのシート下」など思わぬ場所にも巣を作ります。過去に蜂の巣が作られた場所は翌年以降も要注意です。前述の通りハチは前年の古い巣そのものを再利用はしませんが、「ここは安全な場所だ」と記憶して毎年同じ場所に新しい巣を作る傾向があります。そのため、一度巣を撤去した場所でも翌年の春先(4~6月)には注意深く観察し、女王バチがまた巣作りを始めていないか確認することが大切です。
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蜂の巣を作られないためのポイント
上記のようなポイントに巣を作らせないため、次のような対策が有効です。
- 春先に女王バチを捕獲する: 4~5月にペットボトルで作る誘引トラップ(酒300mL+酢100mL+砂糖125gなど)を庭木に吊るし、営巣場所を探して飛んでくる女王バチを捕らえると、その女王が作るはずだった巣を未然に防げます。これは特にスズメバチ対策に有効で、市販の「ハチ捕獲器」も販売されています。
- 巣作り初期の早期除去: 万一女王バチに巣を作られ始めても、巣が小さいうち(直径5~10cm程度)なら比較的安全に除去できます。春~初夏にかけては軒下やベランダ周りを定期的に見回り、ゴルフボール~テニスボール大の小さな巣を見つけたら放置せず取り除きましょう。アシナガバチの初期巣(シャワーヘッド型)はこの段階なら市販スプレーで駆除可能な場合もあります。ただし防護服など安全確保をしてから実施してください。
- 侵入経路の遮断: 屋根裏や床下へのハチの侵入経路を塞ぐことも予防に有効です。換気扇や排気口、床下換気口には目の細かい金網を張ってハチが入り込めないようにしましょう。軒下の小さな隙間や壁のひび割れもパテやシリコンで塞いでおくと女王バチの侵入を防げます。高所作業が伴う場合は無理せず業者に依頼してください。
- 忌避剤やダミー巣の活用: ハチはハッカやハーブ系の匂いを嫌う傾向があるため、市販のハチ忌避スプレーを春先から軒下などに吹き付けておくのも効果的です。またホームセンター等で売られているハチの「擬巣(ぎす)」と呼ばれる茶色い擬似巣を軒先に吊るすと、「すでに別の巣がある」とハチが判断して新規営巣を避ける効果が期待できます(絶対ではありませんが安価なので試す価値があります)。
これらの対策を講じても100%巣を防げるとは限りませんが、被害リスクを減らすことができます。それでも蜂の巣を作られてしまった場合は、決して巣に近づいて刺激せず(ハチは巣を守るため敏感に反応します)、できるだけ早めに適切な対処を行いましょう。
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