「蜂の巣は冬になればハチがいなくなるから放置してもよいのでは?」と思う方もいるかもしれません。確かにスズメバチやアシナガバチの巣は冬には放棄されます。しかし、蜂の巣をそのまま放置するのは非常に危険です。ここでは蜂の巣を放置するリスクと、早めに駆除すべき理由を解説します。
日々増えるハチと刺傷被害のリスク
蜂の巣は小さいうちならハチの数も僅かですが、放置すれば日を追うごとにハチが増殖し危険度が急上昇します。例えば5月に見つけたピンポン玉大の巣も、何もしなければ数週間で数十匹規模に膨れ上がり、夏場にはソフトボール~バレーボール大の巣へと成長します。その頃には巣には何百匹ものハチがひしめき、防衛本能も非常に強くなっています。巣が大きくなるほどハチは攻撃的になり、人がうっかり巣に近づいただけでも集団で襲ってくる危険性があります。特に通学路や玄関先など人の動線付近に巣があると、子供や通行人が被害に遭うおそれもあり無視できません。実際、日本全国では毎年20人前後がハチ刺されにより死亡しており、その数はクマによる死亡数(年間平均2人程度)を大きく上回ります。府中市内でも「ハチに刺されて救急搬送された」という事例が毎年のように報告されています。ハチ毒によるアナフィラキシーショック(重篤な全身アレルギー反応)は命に関わるため、巣がある状態で日常生活を送ること自体が大きなリスクと言えます。
不意の刺激で起こる襲撃事故
蜂の巣を放置すると、気付かずに巣を刺激してしまう事故が起きかねません。例えば庭木の剪定作業で枝を揺すった際に近くの巣に気づかず刺激してしまったり、軒下の巣を知らずに物干し作業をしてハチを興奮させてしまうケースです。ハチは巣を守るため、まず**「カチカチ」という警戒音やホバリング飛行で威嚇を行います。しかし人間側がそのサインに気づかず作業を続けたり、誤って巣本体に触れてしまった場合、一斉に襲いかかって刺してくることになります。特にオオスズメバチは地中や朽木の中にも巣を作るため、その上を歩いただけで振動を感じて飛び出し襲撃してくる場合すらあります。蜂の巣を放置することは、こうした不意の接触による刺傷事故**を招きかねません。
また、ハチは一匹を刺激すると仲間を呼び寄せて集団で攻撃してきます。例えば近くを飛んでいるハチを手で振り払ったりすると、ハチは警戒フェロモンを発して巣内の仲間に「敵襲」を知らせます。その結果、一匹しかいなかったハチが大挙して襲いかかってくる事態になりかねません。巣が存在する限り周辺には常にハチが飛び回っていますから、日常生活の些細な行動がハチを刺激してしまうリスクが常に付きまといます。結局のところ、蜂の巣そのものを除去しない限りハチの脅威はなくならないため、安全に暮らすには巣ごと取り除いて活動を止めるしかありません。
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周囲の環境への悪影響
蜂の巣自体が家屋を破壊することは通常ありませんが、放置すると生活環境に様々な悪影響を及ぼすことがあります。例えばミツバチの巣では、中の蜂蜜が壁から染み出してシミになったり、蜜に他の害虫(ゴキブリや小さな甲虫)が群がったりすることがあります。また大量のハチの死骸が巣に溜まるとカビが発生して不衛生です。ハチが室内に侵入してくるリスクも高まり、日常生活に支障が出ます。さらに近隣住民への迷惑という観点もあります。もし自宅敷地内の蜂の巣から飛び出したハチが近所の人を刺した場合、状況によっては「管理責任」が問われトラブルになる可能性もゼロではありません。以上のように、蜂の巣は放置して良いことは一つもないと言っても過言ではありません。
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早めの駆除が肝心
結論として、蜂の巣は見つけ次第早めに駆除・撤去するのが安全です。府中市公式サイトでも「スズメバチの巣は市で無償駆除する」「ハチは適切な対処をすれば怖くない」といった旨が周知されています。特にスズメバチの巣は市が無料対応するほど危険性が高いものです。刺されてからでは取り返しがつきませんし、巣が大きくなれば駆除作業の危険も費用も増します。小さいうちに除去すれば被害も少なくコストも抑えられるというメリットもあります。次章で述べるように、駆除は専門業者に任せるのが基本ですが、どちらにせよ発見した時が駆除のタイミングと心得てください。
蜂の巣駆除に適した時期・時間帯
蜂の巣を駆除するのに最も適した時期は春から初夏(4~6月頃)です。この時期は巣がまだ小さくハチの数も少ないため安全かつ効果的に駆除できます。女王バチが巣にいる可能性も高く、駆除すればその巣は完全に機能停止させられるという利点もあります。逆に7~10月の巣は巨大化しハチの個体数も爆発的に増えているため、非常に危険で作業も困難です。業者に依頼する場合も、繁忙期の真夏より春先の方が料金が割安になる傾向があります。巣を発見したのが真夏であっても、可能な限り早急に対応することが肝要です。
また、駆除の実施時間帯は夜間もしくは早朝が望ましいとされています。ハチは夜になると活動が鈍り、ほとんど全ての働きバチが巣に戻って休んでいます。そのため日没後~深夜に巣を駆除すれば一網打尽にしやすく、昼間のように外勤中のハチ(巣の外に出ているハチ)が後から戻ってきてしまう「戻りバチ」の心配も減ります。実際、プロの業者もハチ駆除は夜間に行うことが多いです。ただし夜間に光を当てるとハチが興奮して飛び出す習性があるため、懐中電灯で巣を直接照らさないよう注意が必要です。赤色フィルターを装着した弱い光を使う、あるいは間接的に照らすなど工夫しましょう。また、ハチは振動や音にも敏感です。夜間であっても巣の近くで大きな物音や振動を与えれば刺される恐れがあるので油断は禁物です。
まとめ: 蜂の巣は早期発見・早期駆除が鉄則です。春先の小さい巣なら比較的安全に駆除できますが、真夏~秋の大きな巣は非常に危険です。発見が遅れた場合も含め、無理せず次章のように専門の駆除業者に相談することを強くお勧めします。
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