蜂の巣駆除を専門業者に依頼した場合、その費用は巣の規模や種類によって様々です。また武蔵野市には、条件を満たせば駆除費用の一部を公費で補助してもらえる制度があります。本記事では、蜂の巣駆除の一般的な費用相場と、武蔵野市の助成制度(補助金)について解説します。
蜂の巣駆除の費用相場
蜂の巣駆除の料金は巣1箇所あたりで見積もられるのが一般的です。相場としては1万円〜5万円程度が目安ですが、ハチの種類や巣の場所・大きさによって幅があります。主な要因別に費用の目安を紹介します。
ハチの種類
比較的危険性の低いアシナガバチの巣駆除は約6千〜3万円前後、攻撃性の高いスズメバチの巣駆除は1万〜5万円前後が基本的な目安です。ミツバチの駆除は1万〜3万円程度ですが、自治体や養蜂家による回収対応となる場合もあります。
巣の規模
巣が大型になるほど中のハチの数も増え、駆除の手間と危険が増すため費用も高額になる傾向があります。ゴルフボール大の初期巣であれば1万円未満で対応できるケースもありますが、直径30cmを超えるような巣では数万円規模を見込んでおいた方がよいでしょう。
巣の場所
高所(屋根の二階軒下や屋根裏など)にある巣は脚立や高所作業車が必要となり、追加費用がかかります(+2万〜5万円程度)。また床下や壁内など閉鎖空間の場合も作業が難しくなるため、数千円〜1万円程度の追加料金が発生することがあります。
巣の数
巣が複数ある場合、2箇所目以降は1箇所につき数千円〜1万円程度が加算されるのが一般的です。
繁忙期
7〜9月のハチ駆除の繁忙期には、通常期より料金が割高になる業者もあります。早期の6月頃までに依頼できれば割増料金を避けられることもあります。
以上はあくまで相場目安ですが、実際の費用は各業者ごとに設定されています。見積もりの際には総額がいくらになるかを必ず確認し、不明な追加料金がないか質問しましょう。武蔵野市内にも良心的な価格設定の業者は多いですが、中には相場を大きく超える高額請求をする悪質な業者も存在するため注意が必要です。適正な料金で安全に駆除してもらうためにも、信頼できる業者選びが大切です(業者の選び方のポイントは別記事で解説します)。
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武蔵野市の蜂の巣駆除費用助成制度
武蔵野市では、一定の条件を満たす場合に蜂の巣駆除費用の一部を助成(補助)する制度があります(※業者に依頼した場合のみ助成対象。自力で駆除した場合は費用助成を受けられません)。スズメバチまたはオオスズメバチの巣駆除が対象で、申請が認められれば駆除費用の2分の1が補助されます(千円未満切り捨て、上限額あり)。以下、助成制度の概要をポイントごとに説明します。
助成の対象と条件
武蔵野市の助成金を利用できるのは、主に以下の条件を全て満たす場合です。
- 対象となるハチの種類: スズメバチ(大型のキイロスズメバチ等を含む)またはオオスズメバチの巣であること。※アシナガバチやミツバチ等、スズメバチ以外の巣は助成対象外。
- 場所: 武蔵野市内の個人宅敷地や共同住宅敷地内にできた巣であること(公共の場所は除く)。
- 申請者: 巣がある建物や樹木の所有者(個人)または管理組合、および居住者(所有者から駆除許可を得た方)。
- 巣の状態: 巣が目視でき、ハチが出入りしている現役の巣であること。日常生活に支障が生じている危険な巣であると認められる必要があります。
北多摩南部エリアのハチの巣駆除エリア
助成金額と申請の流れ
助成金額は駆除業者に支払った費用(税込)の2分の1です。ただし1,000円未満の端数は切り捨てとなり、さらに世帯の課税状況に応じて上限額が設定されています(下表参照)。
| 世帯の区分(申請者) | スズメバチの巣 上限額 | オオスズメバチの巣 上限額 |
|---|---|---|
| 住民税課税世帯 | 15,000円 | 25,000円 |
| 住民税非課税世帯 | 30,000円 | 50,000円 |
※住民税非課税世帯の場合のみ、上限額を上限に実質全額助成(自己負担0円)となります。
例えば課税世帯でスズメバチの巣を駆除し、業者に支払った費用が20,000円だった場合、10,000円が補助される計算です(千円未満切捨て後)。もし駆除費用が上表の上限額を超えた場合は、助成金は上限額までしか支給されず、超過分は自己負担となります。助成が認められれば、申請の翌月下旬頃に指定口座へ補助金が振り込まれます(一旦全額を業者に支払い、後日補助金が受け取れる流れです)。
申請手続き
駆除実施後に所定の申請書を環境政策課または市政センターへ提出します。提出書類は、1)スズメバチ等駆除費助成金交付申請書兼請求書、2)業者発行の領収書(※但し書きに「スズメバチ駆除」と明記されたもの)、3)駆除前後の写真 の3点です。申請書は市役所環境政策課や市政センターで配布しているほか、市公式サイトからダウンロードすることもできます。申請期限は駆除した年度の3月末日までとなっており、期限を過ぎると助成を受けられませんので注意してください。書類に不備がなければ申請から約1ヶ月以内に補助金が支給されます。
助成制度利用時の注意点
- 駆除を伴わない出張費のみの依頼や、ハチの出入りがない古い巣の撤去は助成対象外です。
- 高所作業車の使用料や建物の一部解体復旧費など、駆除以外のオプション作業分は助成対象外(全額自己負担)です。
- 助成を利用する場合は、武蔵野市と協定のある市内業者に依頼すると手続きがスムーズです(申請に必要な写真撮影等に対応してもらえます)。
- 制度や申請方法について不明点があれば、事前に武蔵野市役所環境政策課(TEL: 0422-60-1841)へ問い合わせて確認しましょう。
武蔵野市内でも毎年、多くのご家庭がこの助成制度を利用してハチの巣を安全に駆除しています。条件に当てはまる場合は積極的に活用すると良いでしょう。
以上の助成制度を上手に活用すれば、費用面の負担を軽減しながら安全に蜂の巣を駆除することができます。ただし、助成の対象外となるケース(アシナガバチの巣等)でも、安全には代えられません。自己負担であっても放置せず(安全には代えられません)、専門業者に駆除を依頼し、刺される前に蜂の巣問題を解決しましょう。
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