蜂の巣を見つけたとき、「これはスズメバチ?それともアシナガバチ?」と種類が気になることがあります。スズメバチとアシナガバチはいずれも人を刺す可能性がありますが、体つきや巣の形には違いがあります。ここでは、両者を見分ける際の主なポイントと、巣を見つけたときの注意点を解説します。
アシナガバチは、細長い体と長い脚が目立つハチの仲間で、軒下・ベランダ・庭木など住宅の身近な場所にも巣を作ります。巣は外皮に覆われず、六角形の巣穴が見える形が代表的です。スズメバチより細身に見えることが多いものの、巣を刺激すると刺される可能性があるため、見分けるために近づかないでください。
スズメバチの特徴と危険性
スズメバチには、オオスズメバチやキイロスズメバチなど複数の種類があります。種類によって大きさや営巣場所は異なりますが、巣を刺激した場合に攻撃を受ける危険があるため、巣らしきものを見つけても近づいて種類を確認しようとしないことが大切です。
スズメバチの外見はずんぐりとした大きな体に黒と黄色の警戒色が特徴です。女王バチは種類にもよりますが4~5cmにも達する大型のものもいます。飛んでいる姿は力強く、ブーンという低い羽音を立てます。巣は灰色がかったマーブル模様の紙質で、丸いボール状または層を重ねた球形をしています。巣は外皮で覆われた閉鎖型で、内部にたくさんの六角形の巣房があります。作る場所は多様で、軒下の高所、屋根裏の隙間、床下、樹洞、場合によっては地中など雨風が凌げる場所を好みます。巣そのものの形や作られやすい場所は、スズメバチの巣はどんな形?初期の巣・完成形・作る場所と見分け方で詳しく解説しています。
スズメバチは巣を守る防衛行動が強く、巣へ近づいたり刺激したりすると複数の蜂から攻撃を受けることがあります。刺された場合は強い痛みや腫れが生じることがあり、体質によっては重いアレルギー反応が起こる可能性もあります。巣を見つけた場合は、時間帯にかかわらず不用意に巣へ近づかないでください。
夏から秋にかけては巣が大きくなり、蜂の活動も活発になります。スズメバチは他の昆虫を捕食するほか、種類や時期によっては樹液や果実などに集まることもあります。蜂を見かけても追い払おうとせず、巣が疑われる場所には近づかないようにしてください。
スズメバチの巣らしきものを見つけた場合は、刺激せず安全な距離を取りましょう。私有地で対応が必要な場合は、無理に自分で駆除しようとせず専門業者への相談を検討してください。
アシナガバチの特徴と危険性
アシナガバチはスズメバチに比べると細長い体つきで、飛ぶときに長い脚を下げて見えることがあります。種類によって体色や大きさは異なります。巣は軒下・ベランダ・庭木など、住宅の身近な場所に作られることがあります。
アシナガバチの巣はシャワーヘッドを逆さにしたような形と表現されることがあります。外皮に覆われておらず、六角形の巣穴(巣房)がむき出しの半球状です。サイズも直径10~15cm程度と比較的小ぶりで、作られる場所は戸建て住宅の軒下、ベランダの天井、庭木の枝、住宅外壁の隙間など様々です。意外なところでは、エアコン室外機の裏や換気口の内部に作られていた例もあります。
アシナガバチは毛虫などを捕食する種類があり、巣から離れた場所では人を積極的に攻撃しないこともあります。ただし、巣の近くで刺激を与えた場合は防衛行動を取る可能性があります。見分けるために巣へ近づくことは避けてください。「1匹を叩くと仲間が来るのか」が気になる方は、アシナガバチを1匹殺すと仲間が来る?警戒フェロモンと安全な対応もご覧ください。
アシナガバチも人を刺す可能性があります。刺された後に強い全身症状がある場合は、自己判断で済ませず速やかに医療機関へ相談してください。
アシナガバチの巣も、玄関・ベランダ・室外機まわりなど生活動線に近い場所にある場合は注意が必要です。巣が作られやすい場所は、アシナガバチの巣はどこに作る?軒下・庭木・室外機など注意する場所で整理しています。時間帯にかかわらず不用意に巣へ近づかず、必要に応じて管理者や専門業者へ相談してください。
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スズメバチとアシナガバチ|巣を見つけたときの注意点
スズメバチとアシナガバチ、それぞれ性格や危険度に違いはありますが、いずれも人を刺し得る蜂であることに変わりありません。 特に巣がある場合は、どちらの種類であっても不用意に近づかず注意が必要です。
巣が小さく見えても、蜂の種類や巣の内部の状況を外見だけで正確に判断することは難しい場合があります。玄関・ベランダ・庭先など生活動線に近い場所では、巣の大きさにかかわらず刺激しないよう注意してください。
巣の形は見分ける手がかりになります。外皮に覆われた球状の巣はスズメバチ類、六角形の巣房が露出した巣はアシナガバチ類の可能性があります。ただし初期の巣や見えにくい場所では判別が難しいため、確認のために巣へ近づかないことが大切です。スズメバチの初期巣・完成形・営巣場所は、スズメバチの巣はどんな形?初期の巣・完成形・作る場所と見分け方で詳しく整理しています。
種類の判断に迷う場合は、無理に確認しようとせず安全な距離を取ってください。私有地で駆除が必要な場合は、蜂の種類や巣の場所を専門業者に確認してもらう方法があります。
まとめ
スズメバチとアシナガバチは、体つきや巣の形に違いがありますが、どちらも巣を刺激すれば刺される可能性があります。巣らしきものを見つけた場合は時間帯にかかわらず不用意に近づかず、安全な距離を取ってください。
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